ビジネスアスリート

アスリートのように日々挑戦し、成長するビジネスマンでありたい。

あなたの成功確率をグッと高める!成功のコンセプト①

日本最大級のベンチャー企業となった楽天。あなたは、その創業者である三木谷社長の『成功のコンセプト』という本を読んだことがありますか?楽天が成功したエッセンスが凝縮されている良書です。未読のあなたは、この記事を読んで成功確率を一気に高めましょう!
5回に分けてじっくり紹介したいと思います。1つ目のコンセプトは『常に改善、常に前進』です!f:id:bizath:20170505011106j:plain

『常に改善、常に前進』とは?

常に改善を続け、前進すればどんなビジョンや目標も実現する(成功する)ことができる、ということです。例えば、100mを10秒台で走るという目標を陸上の選手が設定した場合。自分の課題(腕の振り方・筋力・スタートの姿勢・・・etc)を見極め、日々の練習によって改善します。自らのポテンシャルを、実際に速く走る「能力」として開発していくわけです。また、周囲の状況に左右されずに力を発揮できるように、コンディション調整をしっかりと行います。こういった、「目標に正しく向かっている改善」を積み重ねれば、必ず目標を達成できる、ということです。

なぜ重要か?

陸上選手の例を読むと、至極当然の事を述べている様に聞こえます。しかし、ビジネスにおいては、日々の仕事をただこなしているだけで、「改善」できている人は少ないのです。その理由としては、ビジネスの結果がスポーツほど厳密に可視化されないという問題があります。目標が曖昧で、改善しようという気持ちも、改善のポイントも明確でないまま、自分自身の潜在能力の10%も使わずに、今の自分の実力で出来る範囲・レベルの仕事をしているビジネスパーソンは非常に多いです。このため、実際の作業や仕事が「改善」している状況になっているかどうか、というのは重要な問題になります。

どうすればよいか?

「改善」するためには、まず「はっきりした目標」の設定が不可欠です。設定する際には、攻略不可能ではないが、今の自分では不可能と思えるような絶妙な目標であること、が重要です。なぜなら、チャレンジングな目標を達成することで初めて成功の喜びを知る、成長することができるからです。また、目標を決めたら、「あらゆる手段を使って、なにが何でも目標を達成する」="Get things done"の姿勢で臨む必要があります。これとは反対の考え方である、「目標には到達しなかったけど全力を尽くしたからよいではないか」=”Best effort basis”の姿勢では成功することはできません。

まとめ

この記事を読んでいるあなたは、成功したい!という思いの強い方だと思います。あなたの考える「成功」とは具体的にどんな「目標」の集まりなのか。あなたの日々の作業/仕事が、その目標に少しでも近づく、正しい「改善」になっているかどうかを考えてみてください!そうすれば、成功確率はグッと高まるはずです!「ビジネスアスリート」として日々「改善」していきましょう!
ケネディは不可能とも思える月を目指し、月面着陸を成功させた。「自分にとっての月は何なのか?」を常に考えたい。”

成功のコンセプト (幻冬舎文庫)

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